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「発酵肥料(Bio Solids Compost)」製造工程

微生物が働きやすい環境を整えるため、発酵の最適条件(混合率・送風量・温度・水分など)を厳しく管理しています。
日本酒・味噌・醤油と同じ「微生物発酵」による有機質肥料です。

1. 原料受入

下水浄化センター・食品工場・飲料工場で発生する「有機性おでい・植物性残さ」を原料としてピットに受入れます。

2. 混合工程

原料(有機性おでい・植物性残さ)と種菌をホイールローダーにて混合し、微生物の活動に最適な発酵条件を整えます。

3. 一次発酵工程

混合物をホイールローダーで発酵槽に堆積後、下部より最適量の空気を供給し、発酵を促進させます。
4~5日間の微生物発酵により有機物分解・水分蒸散・殺菌が促されます。

4. 二次発酵(養生発酵)工程

一次発酵完了品とオーバーサイズ製品をホイールローダーで混合・切返しし、発酵槽に堆積します。
一次発酵と同様に、下部より空気を供給し、発酵を促進させます。

5. 三~五次発酵(養生発酵)工程

二次発酵完了品の切返し・堆積・発酵を繰り返します。
製品の品質(腐熟度)を高め、衛生的で使いやすい状態にするため、五次発酵まで行います。

6. 製品梱包工程

熟成した製品原料は、回転式ふるい機(トロンメル)・計量器・梱包機を経て袋詰めされます。